三ノ塔・二ノ塔から大山で

日程

 2025年6月19日(木)

 

行程

7:14大倉バス停
7:33三ノ塔尾根道入口
10:18三ノ塔
12:09ヤビツ峠
14:31大山
16:05阿夫利神社下社

感想

梅雨の晴れ間になるってことなので計画。だけど実際は天気が良すぎて夏日。

とりあえず無理せず行こうと出発した。
暑いからそれほど行く人はいないかなと思っていた、渋沢から大倉までの始発バスは意外にも10人ほど乗車していた。
大倉で降りた人たちで三ノ塔尾根方面に行く人は誰もいなく、皆さん大倉尾根や鍋割山方向に行かれた。

大倉までバス。この時はそれほど暑くないと思ったんだけどな。それなりの登山者が乗車していたけど、皆さん大倉尾根や鍋割山方面に行かれたみたいです。

吊り橋をはじめて渡る。思ったより水無川の谷は深かった。

何度か来ているけど初めて渡る風の吊り橋。結構高め。下の水無川は河川改修したばっかりのような単調な流れになっていた。カジカガエルの鳴き声は聞こえた。

舗装道、林道を歩いていくと「三ノ塔近道」との看板。とりあえずそっち行ってみたけど、多分地図上の登山道もこっちだと思う。作業道が多いから変わっていたり、わかりにくかったりするから看板表示してくれているかもしれない。

ここから本格的に登山道。とは言ってもこの前も作業道を利用したような迂回路で、登山道ぽかったけど。舗装道を行っても牛首に行ける模様。

作業道とクロスしたりしながら牛首到着。林道を来てもここまで来ることができるもよう。そして林道を行けば菩提峠へ到着するようだ。

牛首で林道と交差。石碑はここいらの山林が部落や村の共有林だったと書いてあったと思うけどあまり読めなかった。

ここから本格的な登山道。
そして体調も「あれっ」てな感じになってきた。やっぱり暑い。玉のような汗が噴き出る。まだ三ノ塔にもついてないのに、ヤビツ峠から降るかとか考えだす。計画的には大山を登り返して、七沢温泉方面へ降りるつもりだったけど。
林内なので日が当たらないのが救い。風もそれなりに心地いい。けどそれ以上に暑い。ところどころ眺望が開ける。そんなところでいつもより長めの休憩をとりつつ登る。だけど塔ノ岳方面は頂上付近に雲がありこちらは平気なのかちょっと不安。トレランの人に抜かれただけで、すれ違う人もいなく静かに登る。

伐採後で眺めのいいところがある。けど塔ノ岳方面雲がかかっている。こっちはどうなのか不安になる。

地図上ではそれほどの登りでないと判断していたのに、所々急登。急登ではないけどバテてるからそう感じてるのか?三ノ塔手前ではあちこちに踏み跡があり、道が入り乱れてる感じなのでうろちょろしながら登っていく。休みもこまめに。もうこの頃になると引き返すか?とまで考え出す。でも暑いだけで体調に不安はないので登る。水分は多めに持ってきているし。

三ノ塔尾根の最後の急登は道があるようなないような。階段が整備されているところもあるんだけど、他のところも道になっている。

そうこうしているうちに登りが緩やかになり、木道が現れ三ノ塔到着。視程はよくないので遠くは霞んでるけど、天気が良く眺めはいい。先客1名、途中で2名ほど到着。
ここでゆっくり休憩。日差しが強く、日陰に入ったり出たりうろちょろ。水分をしっかり取って、行動食とって30分ぐらい休んで復活。とりあえず七沢まではキャンセルで、ヤビツ峠まで行って大山を登るか降るか判断することにした。

どうにか三ノ塔に到着。こちらは雲がかかることなくいい感じ。ただ視程は良くないので遠くの風景は見通せない。ビジターセンター発行の自然情報は更新されている。今回はアキアカネの避暑についてだった。

大山も天気は良さそう。遠く感じる。だけど関東平野方面は霞んでいる。

前回忘れていた三角点。基礎がかなり出てきてしまっている。土砂が流出してるってことかな?

やっぱり表尾根は気持ちいい。道は整備されているし。でも二ノ塔の先で終わっちゃうんだ。三ノ塔から塔ノ岳も行かないと堪能できないな。ヤビツ峠までの道半ばで舗装道を歩くことになるし。

二ノ塔。表尾根は道が整備されているし、空も広く感じられるし気持ちよく歩ける。

舗装道に出たくらいまでは大山を登ろうという気になっていたけど、舗装道を歩いているうちに無理かもって気になってきた。舗装道は空が開けて日差しが痛く、アスファルトも暑い。

かなりやる気がなくなってヤビツ峠到着。とりあえずバスの時間を確認。15:46。そうだよね。
とりあえず休憩に。ご飯を食べ、木陰で休む。自転車の人が何人か通る。すごいよな。ほぼ登りを走り切る自信ない。ご飯を食べたあたりでは行くか帰るか半々ぐらい。タオルと帽子を水で濯いで濡らしたら気持ちいい。1時間も休んでいたら大山に行こうかという気になってきた。何よりヤビツ峠で2時間以上は飽きる。蓑毛に降りようかとも思ったけど50分ぐらいかかるみたいなので、それなら大山に上がったほうが楽しいと思う。
自動販売機でもう一本飲み物を手に入れたらいける気になった。1.5リットル持ってきたけどすでに1リットル消費していた。

ヤビツ峠。車バイクの人はもちろん、自転車の人も平日なのに多い。私は登りたいとは思えない。。すごいね。バスは1日2本、午後は15時過ぎなんで、ゆっくり休んで回復しなければバスで降りようかと思った。

大山へはゆっくり登ったらそれほどバテずに登れた。途中で山頂方面雲に覆われていて、諦めて登ったけど意外にも一方向だけ雲が多く他はよく見えた。三ノ塔も見えたし。風が当たっている側だったから、滑昇霧なのかな?

大山山頂方向は霧?雲?風が拭いていて流れている。この後ここに入ると霧の感じで涼しくてよかった。自然のマイクロミスト。

風景は諦めて頂上に来たら、こちら側は雲がかかってなかった。遠くは霞んでいるけど。キリは滑昇霧なのかな?風が当たってる方では霧が走っていた。

三ノ塔が見えた。二ノ塔、塔ノ岳の頂上はギリギリかな。西の方から雲が当たっている。

関東平野は霞んでて東京方面はよく見えない。手前の東名高速とかぐらいまでかな。

ここでもゆっくり休んで下山。大山の道は本当に歩きにくい。人が多すぎるんだろうな。もう途中でケーブルカーを使おうと思い出す。だけど平日は16:30が最終。ギリギリかな。
大きな石と落差に足が痛くなり出した頃に下社到着。途中で抜いた方々も最終のケーブルカーを気にしていたけど乗れただろうか?私は最終の1本前に乗れたのでわからない。
大山ハイキングパスのB券(ケーブルカー往復なし)でも掲示するとケーブルカーの運賃割り引いてくれるんだ。このパスは本当にお得。

下社まで降って、ケーブルかーの最終ギリギリになってしまった。この時間だと静かな夕暮れ前って感じです。

大山ケーブルカーが新しくなってから初めて乗った。景色を見やすくなってる。デザイナーがおんなじVSEっぽい。10年も前なんだ。

それほど混んでないなとケーブルカーの出発を待っていると、ドタドタと団体さん。え、どこにこんなにいたのと思ったら、消防警察の山岳救助隊。体調が悪くなった登山者の救助だったよう。要救助者は会話もできているようでそれほど緊迫した雰囲気ではなかった。それにしても成人男性を背負って歩く救助隊すげー。ご苦労様です。お世話にならないよう気をつけます。

バスに乗って秦野へ。ケーブル下では乗客はポツポツだった。途中からお客さんがポロポロ乗車して秦野では結構な数になった。臭くてごめんなさい。
電車で一駅戻って、弘法の里湯へ。ここもハイキングパス掲示で200円引きの600円で入浴できる。本当にハイキングパスお得です。

全体にバテた山行でした。暑さのせいと思いたい。
最近体重が増えているので体が重いとかそういった理由じゃないことを祈りたい。
天気が良くて景色がよく見えたのは良かった。
表尾根はまた行きます。


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GPSの整理をするのには登山アプリが便利なのでそちらも使っています。
ヤマレコ
YAMAP

便利なんだけど無料会員だと写真枚数制限などがあって有料会員に移行しようか、他の方法を考えようか思案中です。

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