日程
2025年7月10日(木)
行程
9:06新松田駅
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10:40松田PR館
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13:26寄バス停
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15:30渋沢駅
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15:50湯花楽(人工温泉)
感想
新東名中津川橋梁の名前が決まったとのニュースを見ていて、そういえばNEXCO中日本の松田PR館に行ってないなと気づき、行こうと思いたつ。
7日前までに予約をしないといけないので、週間天気予報を見ながら予約。PR館だけ見られればいいので雨でもいいんだけど、どうせなら周辺も歩きたいから雨は避けたかった。
結果、雨ではなくすっごくいい天気。いい天気すぎて気温上昇。新松田から2時間もあればいけるだろうと、新松田9:00ぐらいに出発。あわよくばシダンゴ山あたりも行きたいなと下調べは一応してきた。
国道246号は車も多そうなので旧道?の神山を通る道を歩く。渋沢丘陵を歩いて頭高山から下山した時に通った道。こっちはこっちで歩道が少なくちょっと怖い。
小田急線をくぐる直前で四十八瀬川を橋で超える。あれ、この川って松田方面に流れてる。中津川に合流して酒匂川に合流している。鍋割山に登るときに脇を流れる川だよなと思い調べるとそう。大倉からの水無川と合流して秦野盆地に流れて伊勢原方面に流れ出てると思ってた。盆地の上流部を掠めて、松田方面に流れている。渋沢丘陵が隆起する前は南方向に流れてたようだけど、隆起後水無川などは南東に流れるようになったけど、四十八瀬川は西に向かい川音川と合流するようになったようだ。盆地っていうと川が出るところは1つってイメージがあったから面白い。丹沢周辺は地形が複雑になってるからだろうか?この川が西に流れているから国道246号も小田急線もここを使って西に抜けてるんだと理解できた。
小田急線をくぐり、246号に出てすぐ寄入口交差点。それにしても暑い。特にアスファルトの道は暑いと思う。日陰を求めて歩いていく。結構ズンズン標高を上げる。距離感がわからずばてて、気分も上がらない。全然工事現場らしいところが見えないし。深い谷の中で作っているから遠くから見えないのを忘れてた。
砂利の採石場をすぎて工事現場が木々の間から見える。バタフライウェブの特徴的な窓が見える。
そんなこんなでPR館到着。ちょっと早いので木陰で休息。
11時ちょっと前に行くと一人だからすぐできますよと言ってもらったけど、松田から歩いてきたと言ったら涼しいところで少し休んでくださいと、雑談をしながらしばし休憩。そんなに見学者が多いとは思わなかったけど私だけのために二人も来ていただいて申し訳ない。
順路に沿って説明を受けた。パネルでの説明もわかりやすかったけど、一人だけだと追加の質問もしやすく、それに答えてもらってさらに理解が深まった。斜張橋との違いとか、山北側の坑口の話とか。実物を展望テラスから見たのも良かったけど、工事が進み主塔周辺に足場が立ち上がっていて、橋の構造などちょっと見にくかった。でも、VRによる説明がわかりやすくて来ただけの甲斐があった。完成したら外からまた見たいと思った。
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開けてもらったので入場。入り口のアーチはトンネルの支保工との事。本線ではなく、小さい作業坑のものだそう。 |
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PR館から建設中のやどりぎ双扇橋と高松トンネル。主塔ができてきているのでトンネルは見にくくなっている。写真やVRで説明してもらえるので雰囲気はだいぶ掴めた。 |
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PR館を後にして寄方面に少し歩いたところから。トンネルの坑口が見えた。下り線は橋をトンネル内まで入れるため上り線と比べて大きく作ってあるのが見えた。 |
記念品をもらって、約1時間で見学終了。とりあえず昼前だから寄に向かって歩く。お腹が空いたから何か食べたかったけど適当な休憩場所がなく歩く。でも、お腹が空いて来たのでまた木陰で休みがてら食べる。さっき登って行ったバスが、降っていく。
結構道沿いに家があるけど、家が多くなって来たところで寄小中学校。中学校は廃校になったそうだけど、小学校はそのまま現存のよう。先ほどのやどりぎ双扇橋の名付け親はこの中学校の最後の卒業生だそうだ。
綺麗なグラウンドが見えて寄バス停に到着。ここでちょっと休憩。もうバスに乗って帰ろうかと思ってたけど、雲が多くなって日陰になって少しは涼しくなったのでもうちょっと行く気になった。
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寄みやまグラウンドの綺麗な人工芝グラウンド。東名高速を跨ぐ一般道の橋に地元の特色を書いた横断幕がいくつかつけてあるんだけど、その中の一つが「寄に人工芝グラウンド」といったようなことが書いてあったと思うんだけど、これのことか。確かに新しくて綺麗。 |
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寄バス停。もう暑くて、ここからバスで帰ろうかと思いながら到着。到着した頃から曇りがちになり風も吹いてきて涼しくなってきた。一休みしているうちにもうちょっと行ってみるかという気になった。けど、夕方から雨予報だからやっぱりバスにしようかとか悩む。 |
先ほど歩いてきた道を戻り、中学校を越えて尾根に向かう。登りはキツくなったけど、木が多くなり日陰になり、風が通るのでちょっと楽。登って萱沼の集落の上に出たら茶畑などがあるいい風景に出会えた。日陰が少なくなり、日差しは厳しいけど。
ここからもっと降って、新東名の工事現場。萱沼トンネルの秦野側。こっちは舗装や電気系などの艤装?をやっててだいぶできている感じ。振り返ると丹沢山塊の上には怪しげな黒雲。逆は綺麗な発達した積乱雲。綺麗だけど、予想通り夕方から雨っぽいので気分は焦る。
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下ると萱沼トンネルの秦野側。このトンネルを松田町側に出たところに先ほどのやどりぎ双扇橋になる。トンネルは貫通していて、舗装などの工事をしているそうだ。この手前は新東名開通区間で新秦野インターチェンジ。 |
もっと下ると来る時に渡った四十八瀬川の上流を渡る。西側は結構な河岸丘だけど渡った先も結構高めの河岸丘。渋沢丘陵隆起前からなのか、その後に川が削ったものなのか。246を歩いて渋沢駅に到着。
ひとっ風呂浴びたいので湯花楽まで歩く。ちょっと駅から遠い。サウナに力を入れているようでした。サウナに興味があまりないので、よくわからなかったけど。風通しも良くていいお湯でした。ゆっくりできました。ゆっくりしすぎて雨が降って来た。駅まではポツポツで済んだけど。また駅まで1kmちょっとだと汗を流してもこの時期だと歩いているうちにまた汗かいちゃう。電車でいくつかいって弘法の里湯とかの方が良かったかもしれない。
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ととのいの郷 秦野湯花楽で汗を流す。お客さんは平日にしては多いと思のか?サウナが二つあって、色々工夫されていてサウナ好きにはいいのかもしれない。あれば入るけどサウナにそれほどこだわりがない私にはよくわからなかった。この写真を撮った時、積乱雲が結構発達していた。案の定、風呂を出て駅に着いた頃から大雨になった。 |
暑い時期は低山、街歩きは厳しいね。山北のPR館にもこの夏中に行こうと思っているけど、ついではもうちょっと考えたほうがいいかもしれない。
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GPSの整理をするのには登山アプリが便利なのでそちらも使っています。
ヤマレコ
YAMAP
便利なんだけど無料会員だと写真枚数制限などがあって有料会員に移行しようか、他の方法を考えようか思案中です。
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街歩き