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須走から立山、平野でキャンプ。鉄砲木ノ頭から三国山で軌跡つなぎと手拭い狙い

日程

 2026年7月5日(水)-16日(木)

 

行程

1日目
9:27道の駅すばしり
11:20立山
11:46畑尾山
12:22籠坂峠・三国山ハイキングコース入口
12:58山中湖・旭日丘
14:34東照館 オートキャンプ山中湖

2日目
5:23東照館 オートキャンプ山中湖
6:14切通峠
7:18鉄砲木ノ頭
7:56三国山
9:22明神山
9:49湯船山
10:35白クラノ頭
11:37明神峠
12:37明神峠入口
14:05道の駅ふじおやま

感想

本来は別の山に行こうと3連休を作ったが、どうも天気が良くない。こちらもあまり天気は良くないが、2日目昼ぐらいまでは持ちそうだということでこちらを決行した。
今回の計画は、まだ繋がってない須走から立山と切通峠から三国山をつなぐこと、YAMAPでの手拭いプレゼントの山をクリアすること、気になっている小山の場所を確認することとやりたいことが多い。

今日は急ぐことはないからと御殿場発8:50のバスを目指して出発。御殿場で50分も時間があった。この前後のバスならばもっと接続が良かったらしい。10分前に出て行った須走五合目行きのバスは席がほぼ埋まっているぐらいの乗車率だった。天気があまり良くないからかな。
こちらの河口湖行きのバスは10名ほどの乗車。山登りの感じの人はいない。途中で降りたり乗ったりして道の駅すばしりに到着。
私は何度か使っているけど、他に使う人はいるのかな。

ここまで上がれば涼しくなるかと思ったけど、思ったほど涼しくない。道の駅でトイレなど済ませて出発。道を歩き上がる。車道を歩くのはつまらないので旧道的な道を歩いて登山口へ。二つコースがあるけど西側からの道を使う。ずっと登りで淡々と歩く。暑い。木々が多く日陰なのでそれは助かるけど、風がほぼない。休憩をこまめに取って立山。今回は展望台には行かない。
前回も思ったけど頂上らしからぬ頂上。

こちらから籠坂峠に降りられるけど、
YAMAPの山のクリアがあるので隣の畑尾山へ行く。この尾根は気持ちよく楽しく歩ける、眺望がないのは残念だけど散歩コースとしては最高。すぐに畑尾山。
畑尾山も眺望なし。

アザミ平から籠坂峠へ降りるが、その前にちょっと先まで行き眺めを楽しむ。
ここは唯一と言っていいと思う眺めにいいところ。金時山も雲がかかっている。

ここから籠坂峠方面へ下る。降りだけど暑い。切り通し状になっているところが多く風通しが悪いのかな。昨年も思ったけど。籠坂峠まではすぐ。今日は誰とも会わなかった。
昨年は温度表示があったと思うけど、今日は出ていなかった。

ここからは車道の脇を歩く。歩道の狭いところが多いと思っていたら、別荘地の方に行く道に旭日丘への歩行者ルートと書かれていたのでそっちを歩く。木陰も多くて歩きやすい。でも国道へ再び合流するところへは別荘地に御用の方以外は通行しないでくださいと書いてあった。どっちが正解なのか。少し歩くと自動販売機があったので冷たい飲み物を買う。まだあったけど冷たいものが飲みたくなった。
旭日丘のバスターミナルは平日だけど結構人がいた。水陸両用バスに乗る人も多かったみたいだし、高速バスからも多くの人が降りてきた。ここでも飲み物を買う。街中とはいえ飲み物が手に入らず夏場に難儀したことが多いので最近はなるべく買うようにしている。今更かよって感じだけど。
今日のキャンプ地に向かって歩く。傾斜もなく歩きやすいが暑い。湖岸公園沿いでは日陰も多くまだしのぎやすかったが、その先が日陰もなくしんどかった。富士山でも見ようかと山中湖交流プラザきららの中を通る。雲が多くあまりはっきりと見えなかった。バスターミナルの裏に出る。このターミナルはトイレだけの使用はお断りらしい。お祭りが始まるらしく御神輿のお祓いなどしていた。石割の湯は今日は休みなので平野の日帰り入浴ができる宿で風呂に入れてもらおうとしたが、受付に行って呼んでも誰も出てこなかったので諦めた。事前に電話でもしておかないとダメなのかもしれない。平野の集落を横切りキャンプ場へ。今回は東照館オートキャンプ山中湖。電話でチェックイン。到着したけど暑くてすぐ動く気もなく、日陰でしばらく休む。そのうち同じ敷地内にあるトレーラーハウスへのお客さんがやってくる。受付近くで休んでいるのでスタッフに間違えられそうになったので慌てて設営開始。絶景サイトというだけあって富士山の眺望がいい。少し霞んでいるのではっきり見えないけどなかなかいい。平日限定ソロ値段だけど電源が付いて2000円は今の時代では格安だと思う。電源サイトなんて自分で予約したことなかった。電源があってもスマホの充電しかしないけど便利。またきたいと思うキャンプ場。来週から8月いっぱいは値段設定がないみたいだけど。
綺麗なサイトだし眺めもいい。椅子ぐらい持ってくれば良かったかも。

ちゃっちゃとご飯を食べて寝る。寝ようと思ったけど暑くて寝れない。外はだいぶ気温が下がっているけどツェルト内は風通しが良くなく暑い。インナーシーツだけで寝ようとしたけどそれでも暑く何もかけずに寝る。少しウトウトしたら虫が這っている感覚で目が覚めた。なんか多いぞと思ってライトをつけたら蟻がわさわさ!何か食べかすに集まったみたいで虫除けスプレーを入り口にふって寝る。寝不足な感じで朝。3:30だとまだ薄暗い。富士山では行列ほどではないけどライトの列ができている。今日はご来光はどうかな。寒く感じるほどなので長袖を着る。
朝食を食べて撤収。結露がひどいが、干しておいても乾きそうもないのでふるうだけふるって畳む。ちょっと遅くなったけど5時過ぎに出発。片付けをしているうちに暑くなり出発は半袖。集落から外れると合宿などのグラウンドが多くなる。朝早くからあちらこちらで整備をしている。
切通峠に到着。前回来た時はもっと標高があると思っていたけどそれほどではなかった。
切通峠。前回より切り通しという感じには感じなかった。

淡々と登る。あっという間に暑くなるけど、風も通ってまあどうにかなった。途中に火燃峰があったはずだけど寄らずに登る。大岩のあたりからなだらかになり、鉄砲木ノ頭に到着。眺めがいい。今日も最高に天気がいいわけではないけど、前回頑張って登ってきてもここまでの風景は見ることができなかったと思われるから、今回出直して良かったと思う。
雄大な景色。雲がなければもっと綺麗なんだろうが、私は雲がある程度ある方がいい感じだと思う。

私よりちょっと年上のご夫婦?が先に来ていて話しかけられた。荷物が中途半端(笑)だけど泊まりではないよね?と言った感じだった。一応一式背負ってますが、体力ないから精一杯軽くしているなどお話をしていたら、奥様は三百名山やっているとうかがった。これはびっくり。今はそんなに歩けないから下の駐車場からサクッと上がってきているとのことだった。鉄砲木ノ頭は駐車場まで車でくるとサクッと登れていいと思う。金時見晴らしパーキングから金時山へと同じ感じかな。
鉄砲木ノ頭から三国峠への下りはスコリアなのかなザクザクしていて慎重になる。登りはしんどいかもしれない。三国峠から三国山へ。一人に抜かれた。20分ぐらいで三国山。
三国山。今日は誰もいなかった。まだ時間が早いからかな。

これで箱根の山から御殿場経由して、菰釣山を経由し西丹沢までつながった。だからどうだというんだと言われればその通りだけど満足。あとは畦ヶ丸から大室山経由で犬越路だな。
ここから明神峠へ。通ったこともあるしここからは様子もわかっているので淡々と歩く。歩きやすい稜線なんだけど、気温も上がってきてしんどくなる。昼から天気が崩れるということもあるから気もあせる。
YAMAPの山クリアだけが目的なので降りてしまってもいいかと思ったけど、まだ平気だろうと先に行く。明神山ははっきりしない感じだった。
明神山の表記はこれだけ。

同じような風景を歩きながら湯船山。手前に小ピークがいくつかあるのを忘れていた。
湯船山。眺望はないんだよね。

降りが多く、白くらの頭。ここで小休止で昼食。ここまでで二人とすれ違った。一人にはどこまでと聞かれたので
白くらの頭で折り返すと伝えると、手拭いですか?と聞かれそうだと答えると私もですとお互い笑あった。
白くらの頭。この辺りまでベンチがないんだよね。木の根に腰掛け休憩。

目的を達したので折り返す。同じところを歩くのは自分的にはあまり好きじゃないけど世附峠までは結構しんどかった覚えがあるし、その後の林道降りもしんどかった覚えがあるので引き返す。湯船山と明神山の間にバリエーションルートで下山する道があったけど、手間取ると天気が悪くなりそうなので明神峠まで戻る。
明神峠。山歩きは今日はここまで。ハイキングバスは夏季は運休らしい。どちらにしろ土休日しか運行してないんだけど。

車道を歩いて下山。18%の傾斜は足にもしんどい。途中に三角点があったけど、藪漕ぎして上がる感じだったので今回はパス。でも帰ってきて航空写真など見たら最初だけでそのあとはそれほどしんどそうでなかったので、行ってくれば良かったかな。
舗装路を下る。交通量はそれほど多くないので危なくはない。でも傾斜がきつい。足首が痛い。逆向きに立って休憩したりして下る。川の音が聞こえてきた時にはホッとした。谷が深いわけでもないのに沢の水量が多い。水が豊富な地域なのを実感。明神峠入口バス停を見に行ったけど、1日1便。オンデマンドバスも考えていたけど、天気が持ちそうなんで歩く。去年の反省からまだ300mlほど飲み物があるけど心細いから買いたい。けど何もない。脇の水路の水で手拭いをすすぎ冷たい手ぬぐいで首を冷やす。丘の間から建設中の橋が見えて、丘を抜けたらデーンと建設中の道。地図に破線の道が少し書いてあるけど今歩いている道がなくなるとは書いてないよ、見てみると新東名。そりゃこの辺りにあるよな。迂回して橋を渡り地図上の道に戻る。三角点があるのはわかっていたので見に行く。
須川三角点。国土地理院と小山町の大切にしましょうの杭が刺さっていた。

山の方面をみると雲がかなり出てきている。もう降っているかも。歩いているところはたまに曇る。雨さえ降らなければ曇ってほしいのだけど、元気な太陽が顔をだす。もう一つ丘を越えて工場地帯を通る。その先の丘を越えると集落に出て小山町で気になっている場所を見に行く。
一つは「明後所入口」というバス停があるのだけど、明後所というものが何か全くわからない。ネットで調べてもバス停のことしか出てこないし、地名辞典を見ても出ていない。現地に行ったら何かわかるかと思ったけど何もわからなかった。地元の人がいたら聞きたかったんだけどこの暑さでは誰も歩いていない。諦めて次に行く。
二つ目は「車地蔵」を見に行く。最初見た時は念仏車がついた地蔵かと思ったけどそうではなかった。googleストリートビューで説明看板を読むと、木材を運んでいた引き車の芯棒が折れて亡くなった人の兄弟が移り住みお堂を建てて霊を慰めてきた。興味を引いたのは六角形のろくろの各面にお地蔵さんが彫られているとのことだった。写真にも辿りつかなったので行くことがあれば見てみたいと思った。また地域の集会場?と一体になったお堂?も珍しいと思った。実際行ってみてガラス扉越しに一面しか見えなかったけど、どういう形なのかはわかった。詳しくはないけど珍しいと思う。交通安全にご利益があるようなので念入りにお願いもしてきた。
右側は集会場みたいな感じで、お堂と内部で出入りできるようになっていた。

もう道の駅ふじおやまは目の前なので、雨雲が迫ってきたけどゆっくり歩く。到着をしたけどまずは水分補給。涼みながら売店を一周。お土産を買って行くかと思ったけど、ザックの隙間に入るちょうどいいお土産がない。外にベンチがあるけど、暑い。ゆっくり見れば情報コーナーがクーラー効いててどなたでもどうぞと椅子と机があったけど気づかなかった。
この写真だとあまり人がいないけど、車いっぱいで施設内の人も平日の割に多いと思った。

と思っているうちにポツポツ雨が降り出す。慌ててアプリを終了させて手拭いをもらいに行く。マンホールカードもあったのでもらう。観光案内所並びに金太郎ベーカリーというパン屋さんがあってバウムクーヘンをお土産にした。
さて、ここからどうするか。計画ではあしがら温泉まで行こうと思っていたけど、雨がポツポツ降っている。ただ公共交通機関だと少し歩かなければいけないし、1時間半ぐらい時間がある。試しにオンデマンドバスをアプリで試してみたら15分ぐらいできてくれるとのこと。じゃあこれで駿河小山駅まで連れてってもらおうと決定。あしがら温泉までも行ってくれるみたいだったけど、温泉から駅までも歩くから濡れてしまうかもしれないから帰宅することに。慌ててトイレで着替えてドキドキしながらバス停で待つ。アプリは到着しましたと言ってくるけど、まだ来ないあれ場所間違えたかな?と思っているうちにくる。多分道の駅の周りのアクセス道路を走っているとこを到着と判断したのかもしれない。途中相乗りの人が一人乗ってきて、手前の役場で降りて行った。運転手さんは寄り道するから電車の時間は大丈夫ですか?と気にかけてくれて申し訳なかった。ノープランですから問題ないです。町内ドライブできて楽しかった。これで300円は使わない手はない。アプリで手軽に予約できるのも楽だし、町内に乗降ポイントはたくさんあるし。時間さえ気にしないなら、駿河小山駅から道の駅すばしりまでも300円で行ける。こんな便利なもの町外の人が使っていいのかと思ったらどなたでもと書いてあったので機会があったらまた使おう。

駅に着いたら10分ぐらいで電車が来て帰宅した。早めの帰宅になったから混雑にも当たらず良かった。最寄り駅に着いたらポツポツ来たけど、家にたどり着くまでは本降りにならなかった。

山では天気がまあ良くて風景も見れるところではみれて楽しかった。キャンプ場も気持ちよかったし。
箱根の山→御殿場→須走→鉄砲木ノ頭→畦ヶ丸→西丹沢となんとなく分水嶺で繋がることができた。あとは畦ヶ丸→大室山→犬越路をつなぐと単座の大部分と繋がる。
今年も手ぬぐいももらえたし。来年はキャンプメインで考えようかな。
小山町の気になっていたところは車地蔵を見れただけでもよしとしよう。明後所入口は継続して気にしておこう。

本命が天気が悪くて行ったにしてはすごく楽しかった。とにかく暑かったけど。

須走口五合目から山中湖村営キャンプ場泊、富士箱根トレイル

日程

 2025年7月25日(金)〜7月26日(土)

 

行程

1日目
8:49須走口 五合目
9:06小富士
12:38道の駅すばしり
12:44東口本宮冨士浅間神社
12:51道の駅すばしりバス停

2日目
4:42村営山中湖キャンプ場
5:15篭坂峠バス停
5:58立山展望台
8:06三国山
9:22明神峠
11:52世附峠
13:08不老ノ滝
14:34駿河小山駅

感想

YAMAPのキャンペーンで小山町が富士山から金時山まで繋ぐ富士箱根トレイルを知って、それほどのアップダウンがなさそうなので夏にちょうどいいかと考えた。手ぬぐいも欲しいし。でも時間に余裕をとりたいし、涼しい朝方から歩きたいのでどこかのキャンプ場がないかなと探したら、山梨県側の山中湖村営キャンプ場が歩いて行けるところにあるのでここで前泊しようと計画。でもただ前泊するのも勿体無いから、富士箱根トレイルの出発点の須走口五合目からスタートしてみようと計画。
最初の計画では五合目から幻の滝や小富士に行ってから下ろうと思っていたけど、幻の滝の出現時期ではないので幻の滝はキャンセルとした。他の方の活動記録を見ているとグランドキャニオンなる言葉や写真が出てきていたので調べたら面白そうなのでそっちを工程に入れた。

いつもの御殿場駅まで最寄り駅から始発で出発。御殿場駅では富士山口へ。行列かと思ったらそれほどでもなかった。座席が大体埋まった感じで、外国人が8割といったところ。運転手さんが乗り口まできて「車内で食事は禁止」「ゴミは持ち帰って」と通訳アプリを使ってまで言っていた。だいぶ苦労してるんだな。須走浅間神社を経由して河口湖の方へ行くバスと同じ時間に出発する時刻表になっていたのでどういうことかと思ったら、続行便のような形で出発。こちらの須走五合目行きの次の停車は須走浅間神社で五合目まで行くことだけのバスですね。宮上、馬返し、狩休と通過して須走口五合目に到着。九十九折りだし、結構な傾斜だし運転は大変そうだ。

須走口五合目。吉田口と比べるとこじんまりしてるかな。昔ながらのという感じ。それなりに観光客はいた。

五合目は流石に涼しい。標高2000mは伊達じゃない。直射日光はきびしい感じだけど。
インフォメーションセンターを覗いて小富士方面へ。茶屋の通りを抜けると入山手続きを済ませたQRコードの提示を求められる。小富士方面に行くと言うとそのまま通してくれて、メインの通りを逸れるところを教えてくれた。靴裏の泥などを落とす外来種対策の大きなマットがあった。やっと設置かと言った感じ。
まっすぐ行くと富士山頂方面の登山口。小富士は右。手前で通行料・入山料の支払い済みQRコードなどの確認を求められるけど、小富士方面はいらないのでそっちに行くと言うと案内してもらえる。

小富士方面には誰も行かない。静かになった樹林の中を歩く。それほどアップダウンもなく木々が繁り日陰も多く気分良く歩く。突然木々がなくなり空が広く見え小富士到着。やっぱり異質の風景。小礫の砂漠に小さなピークが二つ。振り返れば富士山(雲で上の方が隠れているけど)眼下には山中湖とか。本当は丹沢や箱根の山が見えるらしいけど雲が多くて見えなかった。風景だけ堪能して後にしちゃったけど、ちょっと降りたら三角点があった。点の記は明治期のが見れるけど、図面には登山道脇っぽいから昔はそっちから登ってたのかな。
小富士からも富士山ははっきり見えなかった。こんな風景を見るといつもと違うところに来たぞと言う気になる。

山中湖まで見える。16時までに行けるのか最初から不安。

小富士は延暦大噴火での側火山という説明をしているサイトが多いけど、「こんな形になるか?」と色々探したら、小山真人さんの「富士山の歴史噴火総覧」に「歴史時代をふくむ新しい時期の噴火の産物ではなさそうである」と書いてあり、そっちの方が自分の感覚と会うのでそっちを信じます。[富士火山(2007)荒牧重雄,藤井敏嗣,中田節也,宮地直道編集,山梨県環境科学研究所,p.119-136.]

小富士から直接グランドキャニオン方面にいく軌跡も多くそっちに行こうかとも思ったけどどういった状況かも分からなかったし、まずは正規ルートだよなと戻った。さっき通ってきた道を途中まで戻り、富士箱根トレイルルートに分かれる。いつもそうだけど最初は目印とか踏み跡の状況がわからずなんとなく手探りで歩き出す。でも慣れればこのルートはピンテがしっかりあるし、繁茂した草本で覆われているところも多いけど踏み跡もしっかりしているし迷うことなく歩ける。手入れが入ってる所が多く安心して歩けた。御室浅間神社跡を通って富士山は信仰の山なんだと思いながら歩く。
小富士までの道の途中で富士箱根トレイルが分岐している。看板はあるけどロープは塞ぐように張られている。小富士方面がメインだからだろうな。

狩休で少しだけ車道を歩いてまた登山道へ。ちょっと歩いていくと左の方の空が広く見えるようになり、富士グランドキャニオンがちょこっと見える。見学するような踏み分け道があるので行ってみると結構見える。谷の深さにビビりながら行けるところまで行ってみる、結構降りることができたけどここから先は危険だと思う本能というかビビって引き返した。迫力ある!
富士山のグランドキャニオンが見えてきた。思ったより迫力がある。

もう少し降りるとまた車道に出てそこがグランドキャニオンの石碑。ここからグランドキャニオンの方向に小さな谷を超えていくと、グランドキャニオンにぶつかる。そこから下流方向に行くと砂防堰堤の最も上流の脇に出れる。ここからだと砂防堰堤まで高低差が少なく、斜めに道がついていてグランドキャニオンの底に降りられた。降りたとこだとまだ谷が浅い気がするので、谷を遡る。スコリアでザクザクで歩きにくいけど傾斜も厳しくないので歩く。何しろ風景に迫力があって楽しい。二つほどカーブを登ると高い崖のところに出た。この上も気になったけど、ここで写真を撮って終わりにした。いやー面白かった。
ふじあざみラインの脇にあるグランフォキャニオンの石碑。

石碑からグランドキャニオンに向かうと、砂防堰堤の上流にぶつかるけどまだ高さがあった。砂防堰堤まで下るとすぐ降りられた。

写真だとスケール感が全然伝わらない。

なので人間も写しこんでみました。

また登山道に戻ってちょっと降る。旧馬返しで車道に出て車道を歩き、砂防堰堤の工事現場を通る。かなり大きい砂防堰堤でさっきのグランドキャニオンから続く谷に作っていた。雪代を防ぐのか、普段の流れる砂を防ぐのか。そういえば雪代って雪解け水が大量に流れることって思ってたけど、富士山ではスラッシュ雪崩のことなんだ。
馬返し一合目。ふじあざみラインも登山道もまだまだ馬はいけそうなんだけど。

グランドキャニオン下の砂防堰堤群を下から。まだいくつか建設中。こんだけの数入れないと下流がスコリアで埋まるんだろうな。

この先は登山地図では車道を歩くことになっているけど、登山道というか作業道というか堰堤工事のための仮設道というか何かあったのでそちらを歩く。スコリアでザクザクなところもあるけど下りだしそれほど歩きにくくはなかった。大きな貯砂ダムのようなところからじゃり道に出て、車道にまで戻る。
車道を歩くのもなんなんで、旧登山道的な砂防堰堤工事用道路的な道みたいなところを歩いてみた。スコリアが堆積して歩きやすいのか歩きにくいのか、だらだら歩いてみた。

ふじあざみラインが真っ直ぐになるところにここの住所は「字凸凹山」と書いてあり、帰ってから調べたが、地図上では分からなかった。が、防衛省の入札情報ではあったので登記上なんかではあるのかな?ここに旧登山道という看板があるので、ここから下はふじあざみラインが旧登山道かな?道路沿いに遺構もいくつかあったし。まっすぐだ。
ちょっと下ったところに工事看板。貯砂池というのは初めて見た。貯水池はよく聞くけど。これも帰ってから調べたらこの周辺の工事だけがヒットした。富士山独特かもしれない。
須走の集落からまっすぐ上がってきて九十九折りが始まるとこにあった旧登山道の石碑。看板に書いてあった「須走字凸凹山」。気になって調べたら地図では見つけられなかったけど、防衛省の入札情報ではあったので使われてはいるのかな?

そこからはふじあざみラインを歩く。ほぼ真っ直ぐで結構下る。並木というか木陰があるけどかなり暑い。昼になってきたし標高1000mぐらいまで降ってきたしってことか。ずっとくだりだし、足も疲れてだいぶ弱気になってきた。まだ行けるかと思ってたけど坂道を半分ぐらいのところでもう今日はダメな気分になった。一里松とか三角点とかあったけど全部忘れて歩いてしまった。
山中湖村営キャンプ場で宿泊予定だけど16時までに行かねばならない。須走から立山を登り返して、籠坂峠へ下っていくつもりだけど、ダメな気がしてきた。国道138号を歩けば少し距離が短いし、標高差も少ない。それで行こうかと思ってきた。
だけどもうちょっと歩き、自衛隊がミサイルのコンテナのようなものを乗せて演習場に入ったりするようになったあたりで明日がメインだから今日はもう須走から山中湖までバスに乗っちゃおうと思い始めた。
バスの時間が何時だったか忘れて、確か次の須走五合目行きのバスが須走浅間神社を12:54に出るからそれと同じ時間かなと思って焦って歩き出した。道の駅すばしりの脇を通った時も富士山の水が汲める水汲み場で水汲んで飲むだけで先を急いだ。須走浅間神社の駐車場に朝乗ってきたバスが止まったのでそこに行ってみたけどオンデマンドバスのバス停しかなく、路線バスのバス停がない。どこかの企業の新人教育?のテントが立っていてそこの案内の人に聞いてみたけどわからないということだった。送迎が富士急モビリティなのでそちらに聞いてみたらと提案され、それではとバスガイドさんに聞いてみたら、それならばと運転手さんを紹介してもらった。結果、路線バスはここには止まらず、もう少し下りた浅間神社の正面にバス停があるというとだった。急いできたもののバス停をみると12:52の後に13:52なんなら14:37まであった。急いで行く必要もないので13:52に乗ることにした。

時間ができたので須走浅間神社をゆっくりお参りする。趣のあるいい感じで、須走登山口の起点らしく富士講の石碑などもあり、入口の狛犬もかなり立派なものだった。麻布の山三元講からの寄進だそうだ。麻布永坂にあった富士塚ともゆかりがあり、講の解散により富士塚も解体されそこにあった石碑はこちらにまとめて移築されているようである。
県の天然記念物になっているハルニレがあった。確かにハルニレは北海道、東北の涼しい地方のイメージがあるので東海地方では珍しいのかもしれない。標高もあり寒冷な気候を表しているのかもしれない。
時間があったので冨士浅間神社をゆっくり参拝。

時間がまだあったので道の駅に戻ってみた。こちらの脇にもバス停があるのでこっちから乗る。ここの道の駅は何度かきているので特に目新しいこともなく、足湯にはひかれるけど暑いのでパス。バス停の脇の木陰でバスの時間までうだうだと過ごした。
バスは電気自動車でした。坂道をガンガン上がっていく感じ。こちらも外国の人が大多数。バスだと20分ぐらいで公園入り口に到着。時間があるので山中湖の湖岸まで降りて、少し散策してみた。自然湖はしばらくぶり。どこからも湖岸に行けるし。でも暑いし疲れたしですぐキャンプ場へ。
山中湖でも時間があったので湖岸まで降りてみた。自然湖はしばらくぶり。大きいね。

本当はテント泊のつもりだった。ツェルトを手に入れたのでそれも使ってみたかったし。でも天気予報では夕方一時雨の予報が出ていた。雨量は少しだけど濡れたテントが乾かなかったら次の日重くて嫌だと思った。なので相部屋のコテージ泊にした。どんなところかわからず不安だったけど結果としては良かった。また泊まりたい。建物は古めだけど綺麗、トイレも温水便座に変えてある。まったりくつろいで、写真を一枚も撮影しなかった。部屋は大きい集会室みたいなところにコットとエアソファーがいくつか置いてある。マットと毛布は自由にどうぞという感じ。到着時は体が暑くて扇風機もなくてどうなるかと思ったけど、落ち着いて日が落ちたらかなり涼しい。マットと毛布で寝たら夜中に寒くて起きた。それほど涼しかった。この日は屋内に泊まったのは私一人だった。贅沢に使わしてもらった。テント泊の方は何人かいたようだ。共用ルームにケトルとか電子レンジがあって自由に使える。コーヒなども無料で入れて飲める。ストーブとかは持って行ってお湯を沸かしてインスタント物で食事にしようとしていたのだけど、ケトルがあったので楽に食事ができた。やっぱりぶっ込み飯は美味しくてこういう時の食事には最高。お風呂はないけどシャワーがある。コインシャワーかと思っていたけど、受付でお金を払って使用するタイプ。早くついたしさっさと寝ました。なるべく早くから歩けば暑くないだろうし。

翌朝は3:30に起きて、4時半ぐらいには出発。肌寒かったので起きた時には長袖着てたけど、歩くと暑くなりそうだったので半袖で。かなり涼しいけどちょうどいい感じ。舗装道で別荘地の脇などを歩きながら籠坂峠に到着。ここの電光掲示板は18℃を示していた。
かなり古い神社みたいなので、昔は加古坂と表現していたんじゃないかな。

籠坂峠。この電光掲示板に気温が表示されていたけど18度でした。

山中湖村公園墓地に入って行ってその脇から登山開始。入り口がよくわからなかったけど地図を見てすぐ登山道に入った。涼しいけど眺めのない道を上る。標高差ないから傾斜はキツくないけど、暑くなってきた。体調が悪いのかと思っていたけど開けたところに来たら気づいた。切り通しなので風が通らないので暑く感じてただけだった。尾根にでたらいい感じになった。立山山頂はあれ?ここ?という感じでいきなり看板が出てきた。眺望はなかった。
歩いていたら突然この案内板が出てきて頂上についたことを知る。そんな山でした。立山山頂。

とりあえず立山展望台に行ってみる。ここは富士山方面だけ眺望があった。今日は雲もほとんどなく綺麗に富士山が見えた。
須走立山展望台から富士山。今日は見えた。

戻って縦走開始。眺望はずっとないけどアザミ平で開ける。愛鷹山や箱根の山がみえる。今日はあちら方面は雲が多いようだ。
アザミ平のあたりから。ここは眺めがある。愛鷹山方面。

金時山山頂は雲の中のよう。

淡々と歩く。アップダウンはそれほどキツくなく楽しく歩く。気温もそんなに上がってこないし。道はわかりやすいし、かなり整備されている感じ。
昨日は登山者と会わなかったけど、この辺りでは結構な数の登山者とすれ違い、時には抜かれた。土曜日ということもあるのかな。三国山に近づくとブナの大きな木々が見られる。いい感じだけど眺望はない。三国山から三国峠を越えた方の明神山(鉄砲木の頭)に行くと眺望がかなりいいらしいけど、そっちに寄り道するほど余裕はないので今回はパス。
大洞山の三角点。三角点名は角取山だそうで、富士箱根トレイルの案内看板によると山梨県での呼び方出そうだ。

三国山山頂。眺めはないけど、周りの木々がいい感じで気持ちいい。

御料地境界石があった。三国の境界ってこともあるのか?

三国山山頂から少し東に行ったところにある三角点。名前は三国山ではなくて上野。

明神峠方面に400m標高を下げて車道を横切る。この辺が神奈川県の最西端になるみたい。静岡県(駿河国)山梨県(甲斐国)神奈川県(相模国)の境界なので三国になるようだ。白クラノ頭で休憩していると、後から来た登山者が写真を撮って明神峠方面へ引き返していった。もうちょっと経つとまた1名来て、明神峠方面へ引き返して行った。明神峠から白クラノ頭で春スタンプ獲得になるので、そういった感じでそういうコースにしたのかなと想像。そうだとしたら効率よく回ってらっしゃる。
三国山周辺は静岡県、山梨県、神奈川県の三県の境界。ここら辺が神奈川県の西端になるみたい。

明神峠から富士スピードウェイの端っこが見えた。走行音はずっと聞こえていたけど、姿は見えてなかった。

湯船山の山頂。ここは二等三角点だった。名前は湯船村。

白クラノ頭にも御料地境界杭があった。埋もれていて時が読めないけどそうでしょう。

湯船山、白クラノ頭を越えてくだり始めると植林地が多くなり、伐採地もあり眺望があるところも出てくる。ただ標高も下がり時間も昼に近くなったこともあると思うが、伐採地を渡ってくる風が熱風に感じる。だいぶばててきた。下りも足にきてる。
峰坂峠手前から伐採地が多くなって、景色が見えるところが出てきた。金時山の雲も取れて見えている。

本当は不老山まで行って、富士箱根トレイルを歩こうと思ってたけどだめそう。なので世附峠で下るつもりで歩いた。でも世附峠まできたら不老山まで30分と見て行っちゃおうかと思ったけど、200m上るのはともかく、くだりに200m追加は厳しいと思いやっぱりやめた。神縄断層も行くつもりだったのに。不老山は丹沢とからめてまたいけばいいやと決めた。でも峯坂峠三角点だけは見に行った。
世附峠まできた。今日はここまで。

でもその前に峯坂峠三角点だけ行った。何故か側の杭は林野庁。

下山中。ここらあたりの道標の上には金太郎がいる。

世附峠からはかなり荒れた林道を下る。とはいえ歩きならば問題ない。車は厳しいと思う。水量が多い沢で手を洗ったり顔洗ったりタオルを濡らしたりして気分転換しながら歩く。
暑くてだらけて歩いているうちに不老の滝を通り過ごすところだった。期待してなかったけど結構見応えがあった。気分転換もできた。谷がひらけてきて日が当たる場所も増えてきたけど、木陰も多くまだだらけながら歩けた。
不老の滝。思ったより見応えのある滝だった。看板も何もなく草が茂っていたので、水音が変化したことに気づかなければ行きすぎるところだった。なんとなくアプローチする道がついていた。

もっと下って人家が出てきてからが、灼熱だった。木陰がなくなり、アスファルトは暑い。駅までの約5kmが今回一番暑かった。人家があれば自動販売機あるだろうと手前で飲み物を飲み干してしまった。田んぼの水を飲みたいぐらいだった。それでも金太郎生誕地の伝説の場所を見に行く元気はあった。でも金時公園は行く気力がなかった。また機会があれば。
不老の滝。思ったより見応えのある滝だった。看板も何もなく草が茂っていたので、水音が変化したことに気づかなければ行きすぎるところだった。なんとなくアプローチする道がついていた。

国道246号をくぐっても自販機がない。その先でやっと飲み物にありついた。でも駅まではまだまだあった。小山のまちは川の周辺に細長く発展してる。駿河小山駅前交流センター横でYAMAPのスタンプが取れているか日陰で操作していたら、交流センターのスタッフの方が「暑いから中でどうぞ。YAMAPの手ぬぐい交換ですか?」と声をかけてくれた。スタンプも無事獲得していたので確認してもらって無事手ぬぐいをいただく。私の後にも1組もらいにきていたので、結構な人がキャンペーンに参加してるのかもしれない。
あしがら温泉か山北のお風呂に入ってから帰ろうかと思ったけど、疲れて暑くて電車に飛び乗って帰ってしまった。
無事いただけました。シンプルな絵柄でかなり気に入りました。

ザクっと地質図を見ると三国山までは堆積岩(風成火山灰)が尾根あたりにあるので尾根が尖らず丸っぽくなり、それが眺望がない理由なんだろうなと、三国山から明神峠にかけては付加体(玄武岩)で少し急な斜面、明神峠付近は付加体(泥岩)なので削れて低めになって峠となり、そこから先は大野山などと同じ付加体になるので丹沢っっぽい雰囲気に感じたのかなと思った。図面を見ると南から押されて盛り上がったのかなと素人は思うような山並みでした。

とここまで書いて8/2のブラタモリを見たら富士山東麓。グランドキャニオン、須走浅間神社やっててびっくり。グランドキャニオン対岸は古富士の裾野だったのか。あと砂防堰堤のところの地層の説明は事前に知りたかった。現地で見てなんとなく違うけど、どれがなんだか全然わからなかったから。須走の街はもうちょっとゆっくり見てもよかったとこの番組を見て思った。次回行くことがあれば須走の街を歩いて須走から立山に登りたいと思う。何より驚いたのは最後が神縄断層だったこと。私の行きたかったルートを行く番組だったじゃないか!色々情報が入ったので次回行く時は気をつけて見ることができそう。

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GPSの整理をするのには登山アプリが便利なのでそちらも使っています。
ヤマレコ
YAMAP

便利なんだけど無料会員だと写真枚数制限などがあって有料会員に移行しようか、他の方法を考えようか思案中です。